特別展「チ。―地球の運動について―地球が動く」

©魚豊/小学館/チ。―地球の運動について―製作委員会
本展は、人類史上最も大きなパラダイムシフトのひとつである天動説から地動説への転換を、テレビアニメ『チ。―地球の運動について―』のハイライトシーンとともに紹介するもの。オリジナルムービーやフォトスポットなどを通じてアニメの世界観に没入することができるファン必見の展覧会だ。それだけでなく、観測技術に関する展示を体験することにより、天文学を身近に感じ、宇宙について楽しみながら学ぶことができる。
日本科学未来館
開催中、6月1日まで
火曜休館(4月1・29日、5月6日は開館)
お問い合わせ→03-6758-2394(コールセンター)
士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~

『攻殻機動隊』講談社 ©士郎正宗/講談社
士郎正宗はデビューした1980年代から、当時はまだ世に浸透していなかった先端技術の情報を独自の感覚で捉え、いち早く電脳化する未来を漫画で表現してきた。その革新性は、漫画、SF文学、映画といった多くの分野でクリエイターたちに大きな影響を与え続けている。本展では士郎正宗の代表作のひとつである『攻殻機動隊』を中心に、初期作品『ブラックマジック』から『アップルシード』『ドミニオン』『仙術超攻殻オリオン』、そして現在に至るまでの軌跡を辿る。独自の創作世界の全貌を間近で楽しめる。
世田谷文学館
4月12日~8月17日
月曜、5月7日、7月22日、8月12日休館(5月5日、7月21日、8月11日は開館)
お問い合わせ→03-5374-9111
移転開館5周年記念 花と暮らす展

十三代今泉今右衛門(善詔)《色鍋島薄墨石竹文鉢》
1982年国立工芸館蔵撮影:エス・アンド・ティフォト
©2019

モーリス・ドニ《花束を飾った食卓
(マルト・ドニと二人の娘ベルナデット,アンヌ=マリー)》
1904年国立西洋美術館蔵
ドミニク・モーリス・ドニ氏より寄贈
日本では四季の中で、季節ごとの花や色彩を生活に取り入れ日々の暮らしを楽しんできた。多くの作家が身近な自然にテーマを求め、春の花だけでも椿や桜、牡丹などをさまざまな作品として表現している。さらに工芸作品においては、花を生活に取り入れるための花器も数多く制作されてきた。本展では国立工芸館の所蔵...