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「受験」の思い出を教えてください。

公開日:2022年3月06日

新松戸駅

高校3年の夏。美大受験するため美術予備校に入った。周囲と比べると少し遅めのスタート。なぜか駅から予備校まで毎日走っていた。帰り道は目についたもの全てを色面構成するイメトレ。自分と他人の作品を写真に撮って、比較研究。大手予備校主催のコンペに遠征したり。人生ではじめて、勉強することが楽しいと素直に思えた時期だった。受験という言葉を見ると、あの時味わった「学ぶ喜びと興奮」がリアリティをもって蘇ってくる。

伊藤裕平(いとう・ゆうへい)
TBWA\HAKUHODO アートディレクター


色彩感覚が0(ゼロ)

芸術系大学の試験では「色彩構成」が必須でした。どうやら僕は色彩感覚が0。なぜか絵がぜんぶ茶色っぽくなっていました。通っていた学校(美大受験の)で一番ヘタでしたね。すでに一浪してて崖っぷち。ある日学校で「神・課題」と出会い、救われました。何枚もやっていたら茶色い沼から脱出できたのです。昨年『勝てるデザイン』という本を出版したのですが、学校に許可を得て課題を掲載しました。色彩感覚に悩んでいる人はぜひ!

前田高志(まえだ・たかし)
NASU グラフィックデザイナー


「良い選択をした」と自分で後から補正

第一志望に落ち、浪人の選択肢もありましたが、すべり止めの美大へ行くことに。その上で、第一志望の学校にもたまに潜り込み、そこで得たかった「友だち」とか「目当ての授業」は...

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