『考えの整頓 ベンチの足』
佐藤雅彦（著）
（暮しの手帖社／1,980円）
雑誌のコラム連載の書籍化第二弾。夜中の散歩中や電車の中など、著者の日常にある「妙」。そのつど学ぶ「理」。それでもこぼれる「不可解さ」を記したという、23編を収録した。曖昧な要素を含みながらも魅了される「妙さ」と向き合った1冊。
『ル・コルビュジエ みずから語る生涯』
ジャン・プティ（著）田路貴浩、松本裕（訳）
（中央公論美術出版／5,060円）
近代建築の巨匠、ル・コルビュジエの伝記や作品などを約600ページにわたり収録。回顧や手紙などを中心とする年譜、小語彙集、建築・都市計画・絵画・彫刻・家具などの作品目録も網羅した。