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水素エネルギーという未来のひとつの可能性を提示する

公開日:2021年3月24日

トヨタ自動車は2020年12月、燃料電池自動車「MIRAI」をフルモデルチェンジした。そして2020年1月に「未来を動かせ。」というコピーでキャンペーンをスタート。「TOYOHA H2」という言葉や水素原子を彷彿させる青い球体が印象的なこの企画。水素というエネルギーの存在を伝え、未来のひとつの可能性を提示する。

1月20日に掲載した30段の新聞広告。

東京、大阪、名古屋、福岡では、1月18日から1週間OOHを展開。

水素というエネルギーのブランディング

「『MIRAI』のフルモデルチェンジを機に始まったキャンペーンですが、トヨタの皆さんと議論を重ねる中で『水素というエネルギーのブランディングをしよう』という話になりました」と話すのは、電通 zero クリエーティブディレクター/コピーライター藤本宗将さん。

「『MIRAI』は名前の通りこれからの時代のクルマ。走っても水しか排出しない地球に優しい自動車ですが、燃料となる水素を補給できるステーションの数が少ないのも事実。ただそう言っていると、いつまでも水素社会は実現しません。トヨタは過去にも『プリウス』でハイブリッドカーという新しいクルマのかたちを提示してきました。今度は、水素というもうひとつの選択肢をつくる。受け身ではなく自ら動き出し、未来の選択肢を提示する。それもトヨタだけでなく、他の企業や国も巻き込んだスケール感で。『未来を動かせ。』というコピーには、そんな想いを込めました」。

H2(水素)という言葉を大々的に打ち出したのも今回の特徴だ。「水素エネルギーを国家規模のスケール感を持って見せること。そして、新しいだけでなく美しいエネルギーとして見せるということがこのキャンペーンのクリエイティブで大切にしたことでした。水素エネルギーの可能性やその魅力を世の中の人に伝えつつ、それを体現する『MIRAI』という自動車の存在を知ってもらう。そんな...

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