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新聞広告で伝える企業のパーパス(2)

公開日:2020年7月09日

多くの企業が新聞広告で、コロナ禍を生きる人たちへメッセージを発信している。その中から9事例を紹介する。

はごろもフーズ/風とロック芋煮会応援広告
「いまは、待つことも、ライブの楽しみにしようと思います。」

福島で開催されているロックフェス「⾵とロック芋煮会」。新型コロナウイルスの影響で、2020年の中⽌と2021年の開催を同時に発表しました。その発表を受け、毎年協賛しているはごろもフーズが出した応援広告です。協賛社としてはもちろん、いちファンとして。会場の空気やファンのみなさんの笑顔を思い浮かべながら、次の開催を楽しみしていますというエールを送りました。

使われている写真は、2019年に撮影したもの。当日の福島⺠報では、本イベントの主催者・箭内道彦さんと各ミュージシャンたちの熱い想いが綴られた広告と共に掲載されました。新型コロナウウイルスが早く終息して、ライブをみんなで楽しめますように。
(電通東日本 クリエーティブ室 竹内希光)

  • 企画制作/電通東日本+KUMASAKA DESIGN
  • CD/瀬島裕太
  • AD/クマサカユウタ
  • C/竹内希光
  • 撮影/河合克成
  • AE/加藤直道


DAZN Japan Investment/ブランド広告
「#ライブスポーツが帰ってくる」

広告の見た目はシンプルですが、完成までの道のりは非常に長かったです。新型コロナの影響で主要スポーツが中断した3月からDAZNの想いを発信したいと試行錯誤していました。しかし何を言っても空虚で無責任な感じがして、ただ待つしかできないというもどかしい時間が続きました。

そんな中、ついにスポーツが帰ってくる!それは世界中に暗雲立ち込める中、微かな光が差し込むような心沸き立つニュースでした。その気持ちをとにかくシンプルに伝えようとなり、そこから完成するまでは早かったです。そしてひっそりとですが、これから始まる新しい日常は、みんなの問題で、その第一歩をみんなで一緒に踏み出しませんか?という想いも込めています。
(DAZN Creative Team)

  • 企画制作/DAZN Japan Investment
  • CD+AD+C+D/DAZN Creative Team
  • PR/DAZN Marketing Team


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