独自の切削技法で特許を取得

公開日:2016年7月11日

「ジュエリーの本場」山梨で起業し、斬新な商品を次々に開発。2011年に発売した、踊るように揺れ続ける宝石は、世界でヒット。クロスフォーは、独創的な商品開発と知的財産戦略で、成長を遂げている。

01 輝き続ける宝石「ダンシングストーン」。その独創性が評価され、クロスフォーは2014年度の「やまなし産業大賞・ものづくり大賞部門」を受賞した。

今、宝飾品市場で成長を遂げている企業がある。甲府市に本社を置くクロスフォーだ。

2001年、クロスフォーはダイヤモンドの切削技法「クロスフォーカット」で特許を取得。これは、日本で唯一、宝石のカット形状における特許だ。開発を牽引したのは、土橋秀位社長だ。

「クロスフォーカット」は開発段階から特許を視野に入れ、戦略的に生み出された。その後も土橋社長は、オリジナル商品を次々と世に送り出す。中でも、大きなインパクトを持ったのが「ダンシングストーン」だ …

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