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設計事務所imaの小林恭さん・マナさんが選んだ4冊の本

公開日:2016年3月29日

クリエイターのオフィスを訪ねると、よく見かける、大きな本棚。忙しい仕事の合間に、クリエイターたちはどんな本を読んで、どのように仕事に生かしているのか。第84回目は、設計事務所imaの小林恭さんとマナさんに、仕事や人生に影響を受けた本について聞きました。
※(T)恭さん、(M)マナさんです。

『フラーがぼくたちに話したこと』

リチャード・J・ブレネマン(編) 芹沢高志+高岸道子(訳) (めるくまーる)

発明家、科学者、構造家、建築家、デザイナー、思想家etc、様々な分野で活躍した天才バックミンスター・フラーが、子供達にわかりやすい言葉や図解、写真で自らの論理を伝える入門編的一冊。

特に記憶に残っている一説は、正三角形の一辺の角度が60度ではないという内容やこの世の中に直線は存在しないといった小学校で当たり前のようにならう内容。それらを否定して、その答えを図解や模型とともに誰にでもわかるように明確に説明していて驚かされた。

総合的には宇宙や地球の本来の循環作用を壊さないために人類はどうあるべきかを考えるといった内容で、フラーが亡くなってから30年の時を経てさらに地球の環境破壊が続く今、リアリティーを増しているのではないかと思う。

ひとつの分野に収まらず、色々な角度から色々な情報を統合して想像力をはたらかせながら宇宙の原理につながっていく彼の考えは …

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