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DIRECTOR'S WORKS

「ゲゲゲの鬼太郎」を実写化したZOZOTOWNのCM制作の裏側

あのCMの演出やキャスティングについてディレクターにインタビュー。今月は、ゲゲゲの鬼太郎をモチーフにしたZOZOTOWN「ゾゾゾの鬼太郎」について聞く。



01 演出コンテ。

原作をリスペクトしながら鬼太郎の世界をオリジナルで制作

「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマソングに乗って暗闇の中を踊るダンサー。やがて鬼太郎、ねずみ男、猫むすめがドラマチックに登場する…。鬼太郎とファッションという相反しそうな組み合わせを両立させたのがこのCMの面白さ。演出に当たり黒田秀樹さんがまず考えたのは「鬼太郎たちをファッショナブルに描きすぎない」ことだった。キャストは大島優子さんが先に決まっており、ねずみ男はそのカリスマ性と存在感から浅野忠信さんが、猫むすめは黒田さんたっての希望で土屋アンナさんが選ばれた。

日本の妖怪を実写化する上でヒントになったのは、CDの佐藤夏生さんが打ち合わせで発した「清貧」という言葉だった。「妖怪はどんなたたずまいをしているのか。生活臭がなく、どこかおぞましく、かと言ってみすぼらしい感じでもなく凛としている…そのイメージを言い当てるのに、『清貧』がぴったりでした」と黒田さんは話す。ここから、3人の詳細なイメージラフと人物設定シートを作成し、世界の民族衣裳なども参考にしながら、スタイリストが衣装を一から自作した。鬼太郎のちゃんちゃんこは …

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