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窓越しに小石川植物園の緑が広がる――DODO DESIGNのオフィス

公開日:2016年1月04日

01 床やインテリア・什器は黒で統一。モノクロの空間に観葉植物や窓の外のグリーンが映える。建築はSUPPOSE DESIGN OFFICE。

東京・文京区の茗荷谷駅と白山駅のちょうど中間。小石川植物園のすぐ脇の自然豊かなロケーションにDODO DESIGNはある。大きな窓からは植物園の緑がよく見える。本社を移転した初夏から約半年、取材時は美しい紅葉が窓の外に広がっていた。「移転先を探すにあたり重要な条件は人間らしくいられる場所。デザイナー1人1人の潜在意識の中にある感度を全開にし、よりよいデザインを作れる環境を整えたい」と代表の堂々穣さんは話す。窓抜けのグリーン。長いソファ、沢山の羽毛クッション、隠れ家のような小屋の資料室、景色を眺めながら浮遊するハンモック。「快適で、脳を開放し、面白いアイデアを出し合えるような空間にしたかった」という。

また、来客時には記憶力や集中力を高めるローズマリーやスペアミントのアロマをたいたり、血液の流れをよくするホットシナモンスパイス(紅茶)、ハーブドリンクなどを出しており、よりパフォーマンスの高い打合せになるよう気を配っているという。

オフィスを設計することで、「働き方」を改めて考えるようになったと堂々さんは言う。「今まではデスクトップで会社での拘束を余儀なくされましたが、全てラップトップに切り替え、フリーアドレス化しました。結果クライアントへの対応も起動力が上がり、気分転換にカフェで作業したり、在宅で作業したり、より自由で責任のある働き方ができるようになったと思います」。オフィス完成後も、スタッフの「働きやすい」を実現する方法を考え続けている。

02 作業テーブルの下の収納には、自社で手掛けた仕事を収めている。

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