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ラジオ、そしてラジオCMには、これからたくさんの可能性がある。

  • 澤本嘉光

「CM制作に必要なことは、すべてラジオCMから学びました」。澤本嘉光さんは自身のキャリアを振り返り、このように語る。TOKYO FMで放映中の「澤本・権八のすぐに終わりますから。」のパーソナリティも務める澤本さんは、「ラジオCMだけではなく、ラジオそのものも盛り上げていきたい」と、さまざまな施策を考えている。

澤本さんが手がけたラジオCMより。
松下電器産業 Panasonic カーオディオGV-70「チョピン」

ラジオCMで培った“3つの力”

僕はラジオCMでクリエイティブ人生をスタートしていて、CM制作に必要な要素はすべてラジオCMから学んだと言っても過言ではありません。そこで培った力は3つあります。1つは秒数感覚で、若い頃にラジオCMの原稿をいくつも書いたことで、この行数ならば20秒、40秒、60秒という感覚をつかみました。ラジオCMにおける僕のこだわりは、400字詰めの原稿用紙を横に使って、そこにセリフとSE(効果音)を鉛筆で書くこと。こうすると、この行数なら何秒になる、SEが少し足りないということが視覚的にわかるようになるからです。ラジオはシチュエーションまできちんと設定することが大事なのです。

2つめはディレクションの力です。ラジオCMの場合、現場で原稿のセリフを変えたり、原稿にはなかったセリフを入れることで面白さが倍増することが多々あります。また、それを許してくれる環境にもある。録音時、僕はディレクターの横にいて、役者さんとセリフの相談をしたり、ディレクションを見たり、自分で指示を出したり。現場のディレクションによってCMが大きく変わることを体験しました。

3つめは …

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