「地産地消CM」の理想に近づける
Webサイトに無音のCM映像をアップし、地元から楽曲を募集する――そんな試みが今年1月岩手県で行われた。CMは岩手県の三鉄復興情報発信事業の一環として、三陸鉄道IWATTEプロジェクトが制作したものだ。IWATTEとは、2010年にスタートした岩手日報の個人向け号外発行サービスで、元々岩手県の地域活性施策の一つとしてはじまり、現在は三陸鉄道ファンの拡大を注力テーマに取り組んでいる。
三陸鉄道は名前こそ『あまちゃん』で全国区となったが、盛岡駅から約2時間というロケーションの問題もあり、利用対象者のほとんどは地元住民だ。このCMも岩手で放映され、地元の人たちにもっと三陸鉄道を使ってほしいと呼び掛けるものだ。
音楽を地元から公募した理由について …