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そのときライブ会場で何が起こっていたのか? Perfume Live in SXSW 2015

公開日:2015年5月13日

「これはどこまでが現実なの?」――見た人の感覚をゆさぶり、常識をくつがえすPerfumeのライブパフォーマンスがSXSWで披露された。このライブを担当したチームの一人、菅野薫さんにその演出の舞台裏を聞く。

01 2×1メートルほどの半透明スクリーンをPerfumeの3人が動かしながら、映像を映し出していく。

誰も見たことがない
パフォーマンスを作る

生中継の実写映像とバーチャル映像がシームレスに入れ替わる。バーチャル空間のカメラが大胆なカメラワークで小さなライブハウスから飛び出したかと思えば、またいつの間にか実写映像に戻っている。ステージ上の3人の身体に、プロジェクション映像がオーバーラップし、リアルとバーチャルの境目がだんだん溶解していく――。

SXSWの全10日間の期間中、インタラクティブの最終日とミュージックの初日が一日だけ重なる3月17日に、Perfumeのライブパフォーマンスは行われた。場所はJAPANDAYの会場でもあるハイランドラウンジだ。この映像は、ライブの生中継映像としてYouTubeで配信されたものだ。

この日、SXSWに集まっていたのは世界中の音楽関係者や、テクノロジービジネスの最先端にいる技術者、投資家、メディアアーティストたちだ。テクノロジーを駆使したライブ演出で知られるPerfumeにとってまさにふさわしいオーディエンス。ライブパフォーマンスには、音楽とテクノロジーの両方の視点で参加者の期待に応え、かつ世界中に新しいファンを増やすようなアプローチが求められた。

その実現のため、演出振付家のMIKIKOさん、ライゾマティクス真鍋大度さん、電通菅野薫さんをはじめとするチームPerfumeは2つのコンセプトを決めた。1つは今までに見たことのない …

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