築地ROY良さんへの質問「自分ができない領域の仕事(時間的に、予算的に、技術的に) が持ちかけられたとき、どのように対応していますか。」

公開日:2015年4月20日

  • 築地ROY良

読者の皆さんからクリエイティブの仕事をする上での悩みや課題を送っていただきました。その中から今回、職種にかかわらず、多くの方々に共通するであろう課題や悩みを編集部がセレクト。第一線で活躍中のクリエイターの皆さんに自身の経験やこれまでを振り返ってもらいながら、質問にご回答いただきました。

Q:自分ができない領域の仕事(時間的に、予算的に、技術的に)
が持ちかけられたとき、どのように対応していますか。

A:技術的に
ある程度裏付けができれば、
基本的に引き受けます。

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今年3月に東京ミッドタウンでクロックスの「空中ストア」というイベントを実施しました。これは最新モデル「ノーリン」のPRイベントで、約80足の靴が並ぶ空中ディスプレーから、お客さんがiPadで選んだ色のシューズをドローンが飛んでつかみ、手元まで届けるという企画。ドローンを動かすプログラムはもちろん、シューズをつかむドローンなど存在しないので、ほとんどすべてを一からつくりあげました。企画当初、理論的にはできることが予測されましたが、本当に実現できるのか、やってみないとわからない状況でした。イベント開始2週間前まで、できるか、できないかのせめぎ合いの毎日でした。おかげさまで多くのメディアが取り上げてくれ、来場者も多く、イベントとして成功を収めることができたので、ホッとしたところです。

この企画に限らず …

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