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コピーの視点 備えた優秀作は?

公開日:2013年12月08日

大阪駅北ヤードに新規オープンした「パナソニックリビングショウルーム大阪」を題材とした卒業制作課題。優秀賞3作品を通じて、いま必要な「コピーライターの視点」が見えてきた。

01 「パナソニックリビングショウルーム大阪」。
パナソニックでは、商売の場という意味を込め、「ショウルーム」と表記する。

隠れた関係を見つける眼力

「ショウルーム来訪者にパナソニックでリフォームしたいと思わせるコピー」――。多様化する消費者のニーズに合わせ、さまざまなライフスタイルを提案する「パナソニックリビングショウルーム大阪」を題材とした、「コピーライター養成講座大阪教室」卒業制作課題。受講生75人から、優秀者3人が選ばれた。

同展示場は2013年4月にオープン。55インチ×16台のマルチモニターで、照明の配灯パターンやシーン、建材の色柄を原寸大でシミュレーションできる空間を備える。課題では、来場者向けのポスターやディスプレイ、POPなどのメディアプランと、それに適したコピーが求められた。

宮本佳代子さん、坂木志穂さんの2作品は「リフォームすると、どんな豊かな気持ちになれるかをうまく汲み取っている」と話すのは講師を務めた永井雅之さん(電通関西支社)。「宮本さんの作品は、お客を自宅に招いたときの、ちょっとした照れや自慢したい気持ちと住宅設備とをうまくつないでいます。妻の心情もきちんと理解している。坂木さんの作品は、リフォーム適齢期の熟年夫婦の距離感をぴたりと言い当てた点が優れていた」。宮本さんは、家庭内のやりとりが浮かぶようなコピーを12本提出、その内の2本が選ばれた。

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