▼ ご受講環境に合わせて実施方法をお選びください
新商品を開発するにせよ、既存のブランド・商品のプロモーションを練り直すにせよ、消費者が何を求めているのかということを掴むことが重要なのは言うまでもありません。しかし、日常で顕在化しているようなニーズは既に掘り尽くされており、いわば生きていくのには何不自由しない時代ともいえます。そうした環境では、生活者自身もはっきりとした不満や欲求を自覚しているわけではなく、言語化できない無意識の中で感じているのみです。具体的なモノができてはじめて、「これが欲しかった」と気付くのです。だからこそ、グループインタビューやデプスインタビューを単純に行うだけでは、実際の購買に繋がるようなニーズを掴むことが難しくなっています。
市場もコモディティ化し、他社に明らかな差を技術的・機能的につけるということが難しい中では、いかに顕在化していない欲求を掴み、それを自社の提供できる価値で充たすかということが重要になっています。そうした「インサイト」を見つけ出すためには、「インサイトを見つけるためのリサーチ」が必要です。しかし、どんなリサーチを行うかということを考えるのはブランド担当やプロモーション担当ということも多く、リサーチのプロではありません。また見つけるだけではなく、その後の施策こそが行いたいことです。そこで本講座では、リサーチの専門家ではない方に向け、インサイトを発掘し自社の施策に落とし込むノウハウを学びます。
企業の宣伝部・マーケティング部・販促部などの方。広告会社・制作会社のクリエイティブディレクター・アートディレクター・営業・プランナーの方。
時間 | 内容 |
10:00~12:30 | インサイトの発掘とコミュニケーションプラニング
・インサイトを使いこなす6boxのフレームワーク ・コミュニケーションプラニングのプロセス ・インサイトを活用したブランド設計の実例 ・キーインサイトの見つけ方 ・クライアントインサイトの重要性 |
13:30~15:30 | 人が動くインサイトの体系的理解 インサイトリサーチ設計の基礎 ・なぜいまインサイトなのか ・What is Insight? ・インサイトと呼んでいいもの/いけないものインサイト五カ条 ・TIPSとよくある間違い ・業務プロセスの構築 ・リサーチのプロセスの考え方 ・リサーチ設計の基礎 |
15:50~18:00 | 担当者のためのリサーチ手法のポイントと ディレクションノウハウ+アイデア開発 ・目的に合わせたインサイト発掘手法 ・予算・規模別リサーチテクニック ・アンケートのポイント ・グループインタビュー・デプスインタビューのポイント ・エスノグラフィのポイント ・リサーチのディレクション ・インサイトの検証法 ・リサーチからのアイデア開発 ・インサイトをとらえたカスタマージャーニー |
吉田 透氏
株式会社ネイキッド・コミュニケーションズ エグゼクティブ・ストラテジスト
大松 孝弘氏
株式会社デコム 代表取締役
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
【ライブ配信】2月