ライダーはツーリングの前後にどんな行動をする? TimeTreeの「予定データ」で解き明かす!

公開日:2026年3月31日

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  • TimeTree

2024年7月にリリースされたパイオニアのバイク専用ナビゲーションアプリ「MOTTO GO」。累計25万のダウンロードユーザーが存在する中で、同社は季節性の強さやライダーの計画段階におけるコミュニケーションの難しさに直面していた。そこで同社が着目したのが、カレンダーシェアアプリ「TimeTree」が保有する「予定データ」だ。従来の行動・購買データとは一線を画す“未来のデータ”の活用について、両社の担当者が語った。

カレンダーの予定からモチベーションも浮かび上がる

―バイク専用ナビゲーションアプリ「MOTTO GO」の概要と、今回の取り組みについて教えてください。

廣瀬:「MOTTO GO(モットゴー)」は、2024年7月に正式リリースした、ライダー向けのスマートフォン専用アプリです。パイオニアが長年培ってきたカーナビゲーションの音声インターフェース技術を活かし、「ツーリングをもっと楽しく、もっと安全に」をコンセプトに開発しました。単なるルート案内だけでなく、走行中の周辺スポットや気象情報、全国で約200程度のツーリングコースも提供しています。現在、約25万件のダウンロード(2026年2月時点)をしていただいていますが、マーケティングにおいては「いつ、どのようなタイミングでユーザーにアプローチすると効率的か」という課題を抱えていました。

ツーリングの特徴として、季節によってユーザーの活動差が大きいこと。そして突発的な行動というよりは、計画的に行われる場合が多いこと。さらに、ひとりでのソロツーリングと複数人でのマスツーリングで訴求すべき価値が大きく異なることなどが挙げられます。市場も限られている中で、このアプリを必要としている人に的確に届けるための方法を模索しているところでした。

菊地:当社が持つデータでは「どこに行ったか」という過去の行動はわかりますが、「いつ、何をきっかけに計画を立て始めたか」という、ライダーの熱量が高まる予兆を捉えることが難しかったんです。そこで、未来の行動が可視化されているTimeTreeさんの予定データに、大きな可能性を感じました。

村上:予定データ独自の価値として、オフラインの行動やその動機が浮かび上がってくる点が挙げられます。位置情報などの行動ログデータからは「どこへ動いたか」は分かっても、その「モチベーション」までは分かりません。一方で予定データは、ユーザーが入力したタイトルから「どのような動機で、どう移動しようとしているか」というオフラインを含む行動の文脈を捕捉できるのです。

新保:あるテーマパークの予定を入れた人の約94%が来場に至ったという検証データもあり、未来の行動に対する精度の高さも証明されています。

より深く届く「言葉」を捉えコンテンツマーケティングを強化

―具体的にどのような分析を行ったのでしょうか。

村上:主に「予定ジャーニー分析」と「予定作成タイミング分析」の2つの視点で深掘りしました。予定ジャーニー分析では、カレンダーに「ツーリング」やそれに準じた言葉を入れている人が、その前後にどのような予定を登録しているかを可視化しました【図表】

図表 予定ジャーニー分析の結果

「ツーリング」というワードで予定登録しているユーザー群が、どのタイミングでどのような予定を入れているかのジャーニーを可視化し、マーケティングに活用。
※特徴度とは、ある予定を持つユーザーに他にどんな予定が現れやすいかを、TimeTreeユーザー全体と比較して示した指標。

廣瀬:「ナイツー(ナイトツーリング)」や「ラーツー(ラーメンツーリング)」、「キャンツー(キャンプツーリング)」といった、界隈独特の言葉も現れていましたね。一部で使われていることは知っていても、これほど日常的に予定として登録されているとは驚きでした。

菊地:こうした生の言葉を知ることで、広告のクリエイティブやアプリ内のメッセージも、よりライダーの心に深く届く言葉選びができるようになります。ユーザーが普段使いしている文脈に合わせて提案を行うことで、「自分たちのことを分かってくれている」というブランドへの親近感を醸成できると考えています。ほかにも、グルメやキャンプのメーカー・メディアとの連携なども見えてきますよね。

村上:予定タイミング分析では、ツーリングに関する予定がいつ登録されるかを時系列で分析しました。グラフ化してみると、「ツーリング」予定の登録が急増するのは数週間前である事がわかり、MOTTO GOさんにとってコミュニケーションするべきタイミングの可視化がご提案出来たと思います。

廣瀬:これらの傾向は社内のライダーからも強い共感が得られました。

村上:さらに地域別のデータでは、2月には沖縄で需要が立ち上がり、春にかけて本州、そして6月には北海道がピークを迎えるという気候に沿った需要のグラデーションが見事に可視化されました。

菊地:全国一律の施策ではなく、エリアや時期ごとの広告投資の最適化も図れるようになります。また、いままさにコンテンツマーケティングも強化中。計画時期におすすめのルートを提案するなど、SEO対策も含めて、これらのデータを活かしていけると考えています。

―今後の展望をお聞かせください。

廣瀬:予定データは、顧客の潜在的なニーズやライフスタイルを深く知るための「インサイトの宝庫」。今回のツーリングのように、季節性が高い領域だとすごく興味深い結果が出てきて、戦略立案にうまく生かせるのではないかと考えています。

菊地:今後、広告・マーケティング領域だけでなく、プロダクト開発にも役立てていきたいです。例えば当日のルート案内だけでなく、事前の計画や事後の振り返りまで含めた、ライダーの体験価値をトータルで高めるような取り組みに広げていきたいと考えています。

新保:パイオニアさんとの取り組みの中で、私たち自身も予定データの新たな可能性に気付くことができました。さまざまな業種・業界の皆さんと連携しながら、“未来起点のマーケティング”をスタンダードなものにしていきたいですね。

村上:今後はさらに広く活用していただけるよう、プライバシーに配慮した上での予定データのダッシュボード化なども検討中。企業の皆さんがより確度の高いマーケティング戦略を立てられる環境を、整えていきたいです。

    お問い合わせ

    株式会社TimeTree

    〒160-0023 東京都新宿区西新宿六丁目18番1号 住友不動産新宿セントラルパークタワー18階
    URL:https://timetreeapp.com/intl/ja/ads
    E-mail:ads-sales@timetreeapp.com(広告主様)、
    ads-agency@timetreeapp.com(広告会社様)

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