日本上陸から10周年を迎えた「ゴンチャ」は、2025年を“新章ゴンチャ”のスタートと位置付け、「次の10年」を見据えたマーケティング戦略を展開している。今回の周年施策では、単なる記念イベントにとどまらず、ブランドの認知層を拡大し、今後の成長を見据えた土台づくりに注力した。周年の好機を活かし、ブランドマーケティングの本質に迫った同社の取り組みについて、ゴンチャジャパン Gong cha 2.0推進部長の栗田栄一氏に話を聞いた。




ゴンチャが目指す未来の姿を体現したテスト店舗「コンセプトストア」が原宿、大宮、秋葉原に3店舗オープン。既存店舗から刷新した店舗外観や内観・インテリアはゴンチャレッドで統一し、「おしゃべり歓迎」を象徴する“1.5人席”を完備した。
新たな施策でファンを増やし「次の10年」につなげる
グローバルで展開する台湾発祥のティーカフェ「ゴンチャ」が日本に上陸したのは、2015年。「幸せを淹れよう」をミッションに店舗数を拡大し、2025年7月末時点では全国に204...