高校生の親世代がターゲット 新日本電工が工場エリアでCMを放映

公開日:2026年7月14日

  • 喜久山琢氏(新日本電工)

デジタルの世界で知名度を確立させたブランドがさらなる顧客との接点拡大を目指したり、従来は人的営業中心だった企業が、テレビCMの活用に踏み切る機会があります。なぜテレビCMを選んだのか。初めて出稿する際に、どのような戦略を持って臨んだのか。担当者に話を聞きます。

暮らしを支える事業展開 身近な企業になるための挑戦

鋼の原材料となる「合金鉄」の製造を祖業とする新日本電工。マンガン系合金鉄の国内トップ・サプライヤーだ。合金鉄を製造する際に必要な電力を自前で確保するために始まった水力発電、工場排水の処理技術を応用したアクアソリューションなど、事業領域を拡大し現在5つの事業を展開する。中でも焼却灰資源化事業は、ゴミを燃やした焼却灰を、合金鉄製造で培った電気炉操業技術を用いた専用炉で溶かし、有価金属や天然砕石の代替用として再資源化するもので、投資家からの注目度も高い成長分野だ。

企業広報の場面では「暮らしのどこかで必ず当社の製品に触れている、と語ってきました」と広報IR課長の喜久山琢氏。携帯電話を持っていれば、ゴミを出せば――そのどこかに同社が関わっている。だが、生活者の目に触れにくい事業ゆえに、一般認知度は高くない。この課題意識が、2026年...

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