第63回「宣伝会議賞」のイメージキャラクターを務めるのは、8人組ユニット「ダウ90000」の皆さん。日常を切り取ったテンポの良い会話劇が魅力で、近年はCMやドラマなど、活躍の幅を広げています。今回は、メンバーの皆さんにキービジュアル撮影の感想の他、主宰で脚本・演出を手がける蓮見翔さんには「言葉との向き合い方」について聞きました。

ダウ90000
2020年に日本大学芸術学部のサークルを母体に旗揚げされた、演劇とコントの境界線を飛び越えた8人組。自主公演として開催されるコントの単独ライブと演劇公演はチケット即完の人気を得ているほか、メンバー個々もジャンルを問わず活動の幅を広げている。2024年9月には初めての大阪単独公演「旅館じゃないんだからさ」を近鉄アート館にて上演。2025年5月からの第7回演劇公演「ロマンス」では東京、大阪、金沢、福岡の4都市を回っている。
言葉で人を幸せにする方法 生まれる瞬間を目撃したい
―蓮見さんにとって、「言葉」とはどんな存在ですか?日頃、演劇の脚本を書く中で、どのように言葉の力を感じていますか。
状況や感情に適した選び方をしていれば、言葉の力でなんでもで...