
プロモーションの目玉となった「ウイイレ部屋」。狙い通り「ウイイレOB」のアラサー・アラフォー男性からは、「これ、15年前のオレの部屋じゃねーか」といった反応が出ていたという。



“ウイイレ好き”でスタッフを固める
男性を中心に支持されているサッカーゲームシリーズ「ウイニングイレブン」。シリーズ累計売上9000万本を突破し、国民的サッカーゲームとも言えるシリーズが、発売20周年を記念したキャンペーンを展開している。
発売当初から男性ユーザーを中心に、絶大な支持を得ていた通称「ウイイレ」だが、かつて熱中していたユーザーも、近年はゲームすらやらなくなってしまったという声も少なくなかった。今回プロモーションを担当した読売広告社統合プロモーション局 皆川壮一郎氏は、「KONAMIさんからは、コアユーザー層が就職や結婚などを経て、家族に気を遣い家でゲームに高じることが難しくなったと聞いていた」と話す。
そこで、ターゲットを「ウイイレOB(ウイイレから離れてしまった人たち)」のアラサー・アラフォー男性とし、彼らの心に眠る“ウイイレ愛”に火をつけ、もう一度ウイイレに高じるきっかけをつくることが、プロモーションの狙いだったという。
そして今回のプロモーションの最大の肝は ...