第63回「宣伝会議賞」でグランプリを受賞したゼネラルアサヒの岡本英孝氏は、15年間のグラフィックデザイナー経験を経て、40歳でコピーライターに転身した。「宣伝会議賞」に長年応募を続けてきたなか、今回は応募期間の思い違いから、締切まで残された時間はわずか3週間。そこで生まれたのが「素直な独り言」だったという。
グランプリ作品
あの状態からよく立て直せたな。
ヤマサ醤油
キャッチ
フレーズ
日々忙しいみなさんの楽しい食生活を応援する「ヤマサぱぱっとちゃんとこれ!うま!!つゆ」を手にとりたくなるキャッチフレーズ
グランプリを受賞してから丁寧に暮らすようになりました
―岡本さんのキャリアと、これまでの「宣伝会議賞」とのかかわりについて教えてください。
私は現在、ゼネラルアサヒという制作会社でコピーライター兼プランナーとして働いています。大学ではグラフィックデザインを専攻し、入社してから約15年、デザイナーとしてカタログやポスターの制作に携わってきました。ただ、ずっとどこかで「自分はデザインの人間ではないな」という違和感がありました。昔から『コピー年鑑』を眺めるのが好きで、仲畑貴志さんをはじめとするコピーライターの方々の仕事に憧れを持っていたからかもしれません。数文字程度の言葉でコミュニケーションできる。しかも、必要な道具はペンとノートだけ。その力強さに惹かれていたのだと思います。
「宣伝会議賞」自体は、約18年間応募し続けてきました。その過程で改めてコピーの面白さに...

