架空の新設会社を立ち上げ「おいしさ」と「機能性」を発信

カネカは8月4日より、機能性表示食品「わたしのチカラ®『カネカQ10®果実グミ』」の認知拡大を目的としたキャンペーン「株式会社グミは日本を救う」を開始した。

グミ市場は年々成長し、新商品の開発も活発だが、機能性表示食品としてのグミはまだ珍しい。しかし市場には類似商品も多く、「肌のうるおいを保つ」「一時的なストレスの軽減」という2つの機能性※を十分に伝えきれていなかったという。一方で、機能性のみを訴求するとサプリカテゴリ内の「グミサプリ」と競合し、差別化が難しくなってしまう。あくまでもお菓子の「グミ」として、味にもこだわってきた。

同商品は還元型コエンザイムQ10を配合し、とろりとした果汁ジュレをグミに包むことで、ジューシーな甘味と果実感を引き立て、2種類の食感を楽しめる設計となっている。しかし発売から間もない段階では、「おいしさ」と「機能性」を両立した商品としての立ち位置を確立できていなかったのだという。そこで考案されたのが、架空の会社「株式会社グミは日本を救う」を設立するという企画だ。

真面目な世界観を描きSNSで話題化を狙う

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