大阪・関西万博から園芸博へ「null²」“転生”の展望―落合陽

公開日:2026年6月01日

  • 落合陽一、マクニカ

落合陽一×マクニカ「null²ⁿ」「null⁴」

マクニカは4月、メディアアーティストの落合陽一さんが2027年国際園芸博覧会にて展示をする新作「null⁴(テトラヌル)」の開発にあたり伴走支援をすることを発表した。2025年の大阪・関西万博で展示された「null²(ヌルヌル)」の開発時からのパートナーシップが続投する形となる。両者は4月に開催された「TEAMZ SUMMIT 2026」に登壇し、今後の展望について語った。

2027年国際園芸博覧会で公開予定の新作「null⁴」のイメージ。©Yoichi Ochiai

「Mirrored Body」の開発が背景に

マクニカと落合陽一さんのコラボレーションは、これが初の試みではない。その伏線となったのが、2025年に開催された大阪・関西万博で落合陽一さんがプロデュースしたシグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」だった。これは仏教哲学の「空」と計算機科学の「null」を融合した概念を根底に置き、特殊ミラー膜やLED、ロボティクスを組み合わせた体験型インスタレーションだ。

同プロジェクトにおいてマクニカは、「Mirrored Body」の開発・運用基盤を、落合さんがクリエイティブを率いる企業...

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ブランドの未来構想「体験型展示」をデザインする

企業やブランドが、その未来構想やビジョンを提示する「プロトタイピング」の場として、「体験型展示」のあり方が多様化しています。これほど生活者とのオンラインの接点が充実している今、なぜブランドはあえて実空間での“体感”や“体験”に重きを置いているのでしょうか。そして、そこにおけるクリエイターの介在価値とは。2025年は「大阪・関西万博」で多様なパビリオンが盛り上がりを見せ、2027年の「国際園芸博覧会(GREEN×EXPO)」にも人々の注目が集まっている今、企業やブランドの最新事例を通じて、ブランドの未来を構想する“体験”のあり方を考えます。

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