「紙の新聞離れ」の中で試行錯誤を重ねる新聞広告

公開日:2025年9月17日

    新聞広告の意欲的な取り組み 紙の質感、ARなど多彩に

    紙の新聞離れが深刻化して久しい新聞界。こうした状況下、意欲的な新聞広告が展開されている。デジタル時代に合わせ拡張現実(AR)を活用したり、新聞の紙の質感を活かしたりと、さまざまな着眼点の企画に今回は焦点を当てる。

    地元の高校美術部の黒板アートやARを活用した「愛鳥週間」広告

    下野新聞社は3月31日、4月1日の両日付け紙面に「別れ」と「出会い」をテーマにした見開き広告を掲載した。栃木県立壬生高校(栃木県壬生町)美術部の現役生やOBが黒板に描いた絵を掲載。卒業、進学などを迎えた人を応援する企画「エールバトン -春の思いをつなぐ-」の一環とした。企画では特設Webサイトを用意。サイトでは、黒板に絵が描かれる過程を捉えた映像に加え...

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