テレビメーカー各社の技術開発や、動画配信サービスの視聴者数増加など様々な事象を背景に、コネクテッドTV(CTV)の普及は右肩上がりで伸びている。動画視聴の場は、スマートフォンやタブレットから、再びリビングの大画面へ戻ってくるのか。テレビデバイスが持つ役割はどのように変化するのか。動画配信サービス「TVer」の村山亮太氏に話を聞いた。
ネット結線率は6割超え 拡張するテレビデバイスの役割
近年、動画配信プラットフォームの視聴者増加に伴い、CTVの普及が急速に進んでいる。ビデオリサーチ社の調査によれば、テレビデバイスのネット結線率は東京50km圏で2015年の24.5%から、11年で65.6%へと上昇した【図表1】。
図表1 テレビ端末のネット結線率
ビデオリサーチACR/ex(2015~2025年4~6月、東京50km圏、男女12~69歳)より。
また、テレビリモコンへの専用ボタン搭載などの要因もあり、各種ストリーミングサービスをテレビデバイスで視聴する人が増加している【図表2】。さらにコロナ禍以降は自宅内でのエンタメ視聴ニーズが一層拡大。特にテレビという“大画面”で動画を楽しむ体験は、他のデバイスでは...


