花王のヘアケア事業においてシェアのV字回復を牽引する山岡智弘氏。研究開発・クリエイティブ・営業など多岐にわたる部門が存在する花王のような大組織・巨大ブランドだからこそ、各セクションの目的を揃え、一元的に動かすスキームが不可欠となる。全社的な事業改革に伴い導入された「スクラム体制」の中で、トップダウンの指示型から、専門家を下から支えつなぐ「サーバント型リーダーシップ」へとシフトしたブランドマネージャーの進化と実務を聞いた。
メーカー
花王
ヘアケア事業部
ブランドマネジャー
山岡智弘 氏
2009年花王入社。「ヘルシア」・「めぐりズム」など、ヘルスケア領域ブランドで、国内外のマーケティングを担当した後、2022年より国内インバスヘアケアブランド(THEANSWER、melt、MEMEME)のマーケティングに従事。
担当業務
ヘアケア事業のブランド経営・統括、部門横断チームの意思決定・合意形成、成長構造の設計
チーム人数
約20名
バトンパス型からスクラム体制へ 全社改革に伴うBMの役割変化
入社以来「ヘルシア」や「めぐりズム」などのヘルスケア領域を担当し、機能や効果を論理的に伝えるアプローチを手掛けてきましたが、2022年にヘアケア領域へ異動。翌年に花王が本格始動したヘアケア事業の構造改革に携わっています。この改革の中で大きく変わったのが、組織運営の体制...

