次世代コミュニケーションが及ぼすブランド価値・企業価値への好影響

公開日:2026年3月04日

  • 角谷貴士氏(NEC)、足立紀生氏(積水ハウス)

NECが提唱する、「ブランド関係人口(良質なステークホルダー予備軍)」を増やす考え方や、積水ハウスによる体験型施設を通じた長期的なファン形成の事例を紐解きながら、次世代コミュニケーションで期待を超える体験を生み出し、企業価値向上へとつなげていくためのヒントを探ります。

3つの市場にまたがるブランド関係人口を増やす

―ブランディングにおける現在の戦略について教えてください。

足立:積水ハウスの商材は単価が高く、検討から成約までの期間が非常に長いのが特徴です。そのためロイヤルティの高いステークホルダーの囲い込みや、良質な口コミの形成がブランドづくりの大きなポイントになると考えています。

角谷:NECでは、無形資産であるブランドがいかに企業価値向上につながるのかをデータで捉え可視化する取り組みをしています。ブランディング施策としては「ブランド関係人口」の拡大を重視しています。ここで言うブランド関係人口とは、これからNECのステークホルダーになることが期待できる層を指しています。

企業経営は、資本市場(株主)、事業市場(顧客)、人材市場(社員)という3つの市場によって成り立っていますが、ブランド関係人口は、このすべてにまたがって存在します。たとえ短期的な利益には直結しなくても、どこかの接点で関係を築ければ最終的にはプロ...

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