ヤクルト本社は、“悩みの秋”に直面する受験生の応援施策を実施した。
受験生の悩みをリサーチリアルな声が明らかに
ヤクルト本社は、受験生とその周囲で受験生をサポートする人に向けたプロモーションとして、都内および近郊12カ所にて9月15日から交通広告を展開した。
受験シーズンは、冬期だがあえて秋に受験生応援のキャンペーンを実施する理由について、ヤクルト本社広告部クリエイティブディレクターの矢儀俊也氏は次のように説明する。「ヤクルトが大切にしているのは、“すべての人の毎日の健康を支える”という想い。そこには受験生も含まれますが、受験シーズンの受験生向けマーケティングは競合ひしめくレッドオーシャン。これまでのコミュニケーションだけでは、私たちの想いが十分には伝わっていないという課題を感じていました」。
企画するにあたり、探したのは、SNS上の受験生たちのリアルな声。特に「本番直前よりも100~150日前の方がつらい」という投稿に注目した。
「調べていくうちに、夏休み明けのタイミングで、周囲とのモチ...

