高校生活最後のお弁当の日に、「包み紙」として活用できる特別紙面として、「福島卒弁民報」を発行。
「最後のお弁当」を忘れられない体験に
福島民報社は1月20日、朝刊の挟み込み企画として、特別紙面「福島卒弁民報」を発行した。これは、高校生活最後のお弁当の日に、その紙面でお弁当を包んでもらうことを想定したものだ。特別紙面には、保護者から募った「弁当に込めた思い」など、高校生への愛情が伝わるメッセージを記事風に紹介。また読者が自身で直筆メッセージを書き込めるスペースも設け、最後のお弁当の日に、思いを包める仕掛けとした。
福島民報社と博報堂の共同プロジェクトである「福島卒弁民報」の発行は2025年に続き今年で2回目となる。福島県教育委員会や福島県私立中学高等学校協会が後援し、協賛企業も参画する取り組みとなっている。
卒弁企画の背景にあるのは、地方紙と若者世代の接点が減少しているという課題だ。「福島を支えるメディアとして、これからの地域を担う若者たちと、どうすればもう一度、深く、温かい関係を築けるか」。こうした問いから企画はスタート。
「若者が故郷に愛着をもつ瞬間はいつか?...


