マーケティングDXプロデューサー15人の構想(2)

公開日:2025年12月26日

no.
05

江崎グリコ

デジタル推進部
部長
武子 弘司

現部門所属歴:3年
1993年消費財メーカーにて営業・マーケティング・デジタル全般を経験。先端技術戦略室部長等を歴任後、2019年江崎グリコ入社、2022年よりデジタル推進部長。

どの部門の傘下・管轄下にありますか?

  • 社長室など経営直轄

期待されている役割について

グリコグループの全社デジタル化の推進。主に顧客関連におけるデータ活用とサービスの開発によるパーパスの実現。

企業のDX推進に際して、「私が考える要諦はこれ!」というお考えや哲学、志について

顧客体験の高度化を推進するためにAIによる需要予測が重要。経営戦略と連動し、データ基盤強化と人財育成を加速させる必要がある。さらにグローバルでのD2C強化、現地データ活用による地域特性対応やサプライチェーン最適化が成否の鍵となります。

現在、所属部門が注力している手法や技術

  • 顧客データ基盤(CDP / DWH /データレイク)の構築・統合
  • AIによる需要予測・LTV予測・セグメント自動生成
  • マーケティングオートメーション(MA)高度化/パーソナライズ強化

DXを推進する部門の組織運営上の課題

  • 実施したいことを実現するための人手が足りない
  • データセキュリティとプライバシーの確保に課題がある
  • その他(生産性改善とコストのトレードオフ化)

今後、身に付けていきたいスキル

  • 社内外ステークホルダーとの調整力・ファシリテーション力
  • 最新デジタル技術(生成AI、IoT、RPA など)のキャッチアップ力
  • その他(オープンイノベーション、異業種との協働するための突破力)

...

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AIをはじめ、テクノロジーの活用でマーケティングが高度化する一方で、“顧客起点で価値を創る力”が企業DXの成否を左右するという視点から、マーケティングとテクノロジーをつなぎながら企業の変革を牽引するリーダーが求められています。本特集では、顧客の解像度を高めるデータ分析、CXを起点にした事業開発、生成AI時代のブランド構築、リアル×デジタル統合など、各社で挑戦する最新アプローチを実践するトップランナーの皆さんの戦略と構想に迫ります。単なるデジタル導入ではなく、組織文化・人材・顧客理解を統合した“真の企業DX”の姿とは。マーケターが今、変革を推進するために必要な思考法・プロセス・チームづくりのヒントをお届けします。

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