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消費者心理を捉える、「値付け」の科学 価格戦略とマーケティング

60分4000円で楽しめる完全個室のサウナ 来店のハードルを下げた環境設計と価格設定

  • 遠藤香氏(tune)

2020年12月4日、東京・神楽坂に完全個室の本格的なフィンランド式サウナ、「ソロサウナtune(チューン)」がオープンした。人々の外出機会が激減したコロナ禍に、ソロサウナtuneはどのような価格設定でオープンに挑んだのだろうか。ソロサウナtuneの女将・遠藤香氏に話を聞いた。

オープンから2年でのべ3万6000人が来店

2019年頃に始まったサウナブームにより、人気のサウナ施設は連日混雑を極めた。そのため、「リフレッシュしに行ったつもりが、人の多さや忙しなさに逆に疲れて帰る」という人も多かった。

そんな時流を捉えてオープンしたのが「ソロサウナtune」だ。同施設のサウナは、完全なプライベート空間になっており、着替え・サウナ室・冷水によるクールダウン・メディテーションのすべてがひとつの個室で完結。コロナ禍で人と接することに抵抗がある人や、不特定多数の人と同空間に入ることが苦手な人も...

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この記事が含まれる特集

消費者心理を捉える、「値付け」の科学 価格戦略とマーケティング

原材料価格の高騰を企業努力で吸収しえなくなった2023年、日用品の値上げが相次ぎ、消費者の節約意識がさらに高まったと言われています。これまで、安さを維持することが正義のように捉えられvることもあり、値上げに踏み切れない企業が多かったなかで、大きな変化と言えそうです。値上げラッシュの2023年を通じて、企業が改めてマーケティング戦略におけるプライシング戦略の重要性を理解することになったのではないでしょうか。今回は、ヒット商品や店舗などの事例も交えながら、現代消費者に支持される「値ごろ感」を明らかにするとともに、戦略的なプライシング戦略のあり方を考えます。

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