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理念に対する共感がカギ 社員の元気をつくるコミュニケーション

「日本一働きたい会社」ができたワケ 社員の挑戦を全力で応援するしくみ

  • 羽田幸広氏(LIFULL)

「日本一働きたい会社」を目指し、さまざまな施策に取り組んできたLIFULL(ライフル)。不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフル ホームズ)」の運営を軸に、新事業の展開にも積極的に挑戦する同社は、「社員のやる気がある」という外からの評価も高い。その背景にはどんな施策やポイントがあるのか。同社の執行役員で人事本部長の羽田幸広氏が明かす人事戦略とは。

LIFULL 執行役員 人事本部長 羽田幸広氏

企業風土を言い訳に「挑戦できない」とは言わせない

「LIFULLの社員は、なぜやる気があるのか?」とよく聞かれます。端的に言えば、やる気がある人を採用しているから。そして、社員自ら湧き出る「これがやりたい」「こうなりたい」という欲求を実現する環境を整えているから。これが理由です。「会社のせいで挑戦できない」と言い訳ができない会社をつくろうと決めています。

私たちの使命は、「世界のあらゆる"LIFE"を、安心と喜びで"FULL"にしていく」こと。実現するために、そもそも企業のビジョンと個人のビジョンが一致する人を採用しています。そして入社後も将来のキャリアビジョンを明確に持ち続けてもらう。例えば、今後目指す姿は何か、そこから逆算して3年後、5年後、半年後はどうありたいか、半年に1回描いてもらいます。それを踏まえ、ゆくゆくは、目指す仕事ができる部署に異動できる。そういったキャリア選択制度があります。

また、使命に沿うテーマであれば、内定者も含めた社員全員が新しい事業を提案できる「SWITCH(スイッチ)」という新規事業提案制度もあります。あくまでチームプレーヤーとして会社に貢献する中で自分が実現したいことがあれば提案でき、やる気さえあればいつでもチャンスを掴むことができる。過去には新卒3、4年目の社員の提案が通り、3000万円の出資をして設立した子会社がありますが、提案者だった彼が若くして社長に就任しました …

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理念に対する共感がカギ 社員の元気をつくるコミュニケーション

人が資産の広告界はもとより、今あらゆる企業において組織の求心力を高め、社員がモチベーション高く働き続けることができる環境づくりが課題になっています。また従業員一人ひとりのモチベーションが、消費者に提供する商品・サービスの質に影響をするケースも多く、ブランディングの観点からも重視されるテーマと言えます。
当然ながら組織で働く従業員もひとりの人。だからこそ共感を促し、人を動かす広告コミュニケーションの発想とクリエイティブは、社内コミュニケーションの課題解決にも役立つはず。
今回の特集テーマはマーケティング発想で社内コミュニケーションを変える!従業員のモチベーションを高め、ブランド価値向上にも貢献する社内コミュニケーションを事例中心に紹介します。

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