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人工知能、広告界と予測。

AIの広告実務での活用、注意すべきこととは?

広告界は「可視化しづらいものを、可視化できない」で片づけてきたのではないか、と指摘する井原渉氏。AIを用いたデータ解析のプロである、井原氏が見た、広告実務の変革の可能性とは。

AIという言葉に定義はない!?

図表1 マーケティングPDCA高速化におけるAIの活用ケース

最近、AIという言葉が多くのメディアに登場するようになり、注目されている方が多いと思います。では、AIとは何なのでしょうか。実は、その確立された定義はまだ存在していないのです。

私は、AIとはITなどとよく似た表現なのではないかと考えています。例えば「PCってITですか?」と問われたら、「それはITです」という答えが返ってくると思います。しかしITに関わるものの中には、すぐに「それはITです」と答えづらいものも多く存在していると思います。AIの定義があいまいなのも、これと同様で明確な線引きが難しいのです。

ちなみに私自身は認識・学習・応用(適用)という3つの機能を持つものをAIと捉えています。例えば、私たちは大規模なWebサイトの文言を自動校正するシステムを開発しましたが、これはテキストデータを「認識」し、誤植を見つける「適用」をする。さらに学習能力を持っているので、誤植を認識させれば次は、その誤植を「適用」によって、自動で発見できるようになる。これまでの統計解析と大きく異なるのが特に、この「学習」という機能にあると思います。

近年、「AI」を謳った商品・サービスを多く目にしますが、よく見ると学習機能を有していないものまでAIと呼んでいるものが増えています。AIがバズワード化しつつあることで …

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人工知能、広告界と予測。

広告界でも2016年に入り、「人工知能」を活用したソリューション・サービスの話題が増えました。 では、具体的にどのような局面での活用が考えられ、またその技術は広告界の仕事や働き方にどう影響を与えるのでしょうか。 産業や生活のあり方を大きく変容させる可能性を秘めた、人工知能の広告界への影響をレポートします。

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