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パーパスとブランド体験

コーポレートとしてのミクシィを発信 経営課題の解決を目指すリブランディング

  • 中村俊介氏(ミクシィ)

1月4日にコーポレートブランドのリニューアルを発表したミクシィ。ライフスタイル、スポーツ、デジタルエンターテインメントなど、さまざまな領域に事業を展開する同社は、どのような思いのもと、リブランディングにいたったのか。

タグライン「心もつなごう。」には、単に物理的なネットワークがつながっているだけではなく、“心”がつながり、温度、感情を分かち合うことができる場と機会を創出していくという、同社の思いが込められている(画像右は2021年12月の社内発表会の様子)。

パーパス

豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。

ミッション

「心もつながる」場と機会の創造。

ミクシィ・ウェイ

ユーザーサプライズファースト

4月より新生・ミクシィ始動「ミクシィ=SNS」を刷新する

ミクシィは1月4日、コーポレートブランドのリニューアルを発表。それに伴い、新たに制作された企業理念(パーパス、ミッション、ミクシィ・ウェイ)とコーポレートブランドロゴ、タグラインを公表した。

コーポレートブランドのリニューアルに至った背景について、リブランディングプロジェクトに携わる中村俊介氏は「ミクシィという社名を聞いて世間の人はどのようなイメージをいだくのかという課題意識が多面的に事業拡充するに連れて大きくなってきたのがきっかけ」と語る。

「ミクシィでは、ライフスタイル、スポーツ、デジタルエンターテインメントといった幅広い領域に事業を展開しています。しかし、マーケティング調査結果や世間の人の印象からは、“ミクシィ=SNS『mixi』”というイメージが強いことがわかっていました」と中村氏。

スマートフォン用ゲームアプリ『モンスターストライク』や写真・動画共有アプリ『家族アルバム みてね』などのサービス展開、さらに2月1日にはプロサッカークラブ『FC東京』の運営会社を子会社化した。これら事業拡大の取り組みとミクシィという企業のイメージがつながりにくいことが経営上の課題であったという。

中村氏は、「新たに、パーパス、ミッション、ミクシィ・ウェイを制定し、併せてロゴを刷新することで視覚的訴求力を高め、SNS『mixi』ではない“コーポレート”としてのミクシィの在り方、ブランドを世の中に発信していきたいという...

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パーパスとブランド体験

デジタル化の進展により企業と生活者の接点は格段に増えました。さらに多様化した接点における体験の総和、ブランド価値に影響する時代となっています。この環境下で選ばれるブランドになるための「体験」づくりを担うマーケティングが関わる領域は、決して"モノを売る"ことだけにとどまりません。昨今は「パーパス」を設定する企業が増えていますが、全社員が向かうべきベクトルを指し示し、さらにあらゆる部門の社員がそれを実践できるための働きかけまで行わなければ、最終的なブランド体験の質を高めることは難しくなっています。マーケターは、この経営課題とも言えるテーマに対して、どのようにその力を発揮することができるのでしょうか。

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