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ロングセラー商品の活性化アイデア

商品リニューアルを実施、改めて訴求する本質的価値の伝え方

1993年の発売以来、時代や市場の変化に合わせて、パッケージや中味を変化させてきた『アサヒ 十六茶』。今年2月に商品リニューアルを行い、さらに6月に「十六茶」初の地域限定品「ご当地素材ブレンド」を発売するという新たな展開を発表した。

since 1993

アサヒ飲料 マーケティング本部 マーケティング二部 商品開発グループ 第二チーム 統括課長 渡部友一郎氏

ブレンド茶のパイオニアとして市場を切り開く

2016年2月、アサヒ飲料は、ロングセラー商品「アサヒ 十六茶」のリニューアルを行った。中身の素材を一部変更。加えて商品デザインを一新した。現在は、16種類の素材がレリーフのようにあしらった印象的なパッケージが店頭に並んでいる。

1993年の発売から23年。なぜ、このタイミングでリニューアルを行ったのか。その狙いを、マーケティング本部 マーケティング二部 商品開発グループ 第二チーム統括課長の渡部友一郎氏に聞いた。

「23年の歴史を振り返ると、時代の変化にあわせ、パッケージデザインや中味の変更を、何度か行っているんです」と渡部氏。93年の発売当初は、『アサヒ お茶どうぞ十六茶』の商品名だった。ちょうど烏龍茶などの健康茶が、世の注目を集めていたこともあり、『アサヒ お茶どうぞ十六茶』は、複数の素材を使用したブレンド茶の市場を切り開くきっかけとなり、売上を伸ばしていく。

ところが、2000年頃、市場に緑茶ブームが到来。苦戦を強いられる。「緑茶ブームが到来したことで、ブレンド茶と緑茶との差別化が必要になりました。そこで ...

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