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Meridianを活用する際に最も重要なのは、「何を分析したいのか」を社内で統一すること

公開日:2025年4月28日

  • 中原啓智氏(グーグル・アジア・パシフィック)

グーグルは2025年1月、マーケティング・ミックス・モデリング「Meridian(メリディアン)」を公開した。オープンソースのため、マーケターやデータサイエンティストなど、誰でも自由に利用することが可能だ。「Meridian」活用の際のポイントや注意点について、グーグル・アジア・パシフィックの中原啓智氏が解説する。

MMMは現場の担当者が納得感をもって使える時代

従来のMMMは、設計・運用に高い専門性が求められ、主にデータサイエンティストや外部コンサルタントによって活用されていました。しかし、マーケティング施策の多様化や、メディアやデータの複雑化が進むなかで、「現場のマーケターが納得感をもち、自らの意思決定に活かせるMMM」が求められていました。そこでグーグルでは、より操作性が高く、可視化と仮説検証を重視したMMMツールとして「Meridian」を開発。「Meridian」は、テレビCMやデジタル広告、オフライン施策など複数チャネルの効果を統合的に評価し、ROIを基に予算配分をシミュレーションできます。ベイズ因果推論を用いたモデリング手法により、事前知識を加味したモデリングを柔軟にできる点が特徴です。

また、近年ではIDベースのターゲティングが制限されつつあるなか、プライバシーに配慮した効果測定手法の重要性が増しています。そのような背景から、「Meridian...

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マーケティング投資に対する説明責任を問う声が高まり、広告・プロモーション・価格戦略・チャネル施策などの相互作用を解析し、売上やブランド価値への貢献度を明らかにするマーケティング・ミックス・モデリング(MMM)の重要性が高まっています。また、以前に比べてMMMをより容易に企業が取り入れやすくなる技術革新も進んでいます。本特集では、MMMの最新活用術を徹底解説。最新のAI技術やデータ統合の進展により、どこまでマーケティングの成果を予測できるのかを探ります。成功企業の事例、最適なデータ活用方法、導入時の課題と解決策を紹介し、マーケターが意思決定に活かせる実践知を提供します。

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