システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

人が「メディア」になる時代 インフルエンサーマーケティング

BtoB企業のインフルエンサー活用 目指すはソートリーダーシップの確立

インフルエンサーマーケティング施策は、BtoC商材での導入が一般的だ。しかしパナソニックの社内分社であるコネクティッドソリューションズ社(CNS社)では、BtoB事業においてインフルエンサー施策を導入している。その狙いは、どこにあるのか。同社の鈴木恭平氏に話を聞いた。

「GEMBA」のトークイベント。

オウンドメディアでの取材を通じインフルエンサーとの関係をつくる

パナソニックはBtoB重視の戦略へと舵を切り、いまやグループ全体の売上の7割をBtoB事業が占めるまでになっている。そして、そのBtoB事業の中核を担うのが分社であるCNS社だ。

同社ではセンサーやカメラからソフトウェアまで多様な技術を扱っており、重点事業領域だけでも「製造」「物流」「流通」「パブリック」「航空」「エンターテインメント」の6つに及ぶ。対象となる企業が多様な点が、特徴だ。

各重点事業領域においても、扱うソリューションは多岐にわたる。そこで、個々のソリューションの訴求よりも、各事業領域におけるソートリーダーシップ(thought leadership)の確立を重視する戦略をとっている。

ソートリーダーシップとは、あるテーマについて、その企業なりのthought(思いや主張)を発信し、その領域における第一人者としてのポジションを獲得するための活動のこと。発注先として選んでもらう際に、まず候補として名前があがるためには、その領域におけるトップになることが効果的だと考えてのことだ。

そしてパナソニック コネクティッドソリューションズ社では、このソートリーダーシップの確立に、インフルエンサーを活用しているのだ …

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事をシェア

この記事が含まれる特集

人が「メディア」になる時代 インフルエンサーマーケティング

インターネットの登場以前から、消費者の口コミは消費行動に影響を与える存在でした。それが企業による一方的な発信では、なかなか消費者に情報が届きづらくなっている状況の中で、第三者による発信をマーケティング活動に戦略的に取り入れる視座がますます必要になっています。折しも消費者の発信力が高まり、人が"メディア化"する状況も生まれています。そこで注目されるのが、各領域に存在するインフルエンサーと呼ばれる、ターゲット層の意識や行動に影響を与える人たちの存在。しかし、昨今はステルスマーケティングの問題がメディアでも取りざたされるように、インフルエンサーと企業の関わり方には難しさも伴います。特集ではインフルエンサーと呼ばれる人たちが、消費に大きな影響を与えている現実を前提としながら、単なる流行りの手法として捉えるのではなく、その本質を理解したうえでの実践の方法を探っていきます。

記事一覧

MEET US ON