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理念に対する共感がカギ 社員の元気をつくるコミュニケーション

ネット広告業界の働き方改革は進んでいる?若手社員に聞く

「働き方改革」が叫ばれている広告業界だが、実際にそのための環境や制度整備はどの程度、進んでいるのだろうか。ネット広告業界で活躍する3名に、自身の仕事の環境についての率直な感想を聞いた。

    [参加者の仕事内容と勤続年数]

    Aさん:

    アプリ関係メインのプランナー。現在出向し、出向前から数えて社会人歴8年目。

    Bさん:

    ネット広告業界9年目。運用型広告を運用する部署でマネージャーを務める。

    Cさん:

    新卒3年目。営業として1年目は新規開拓、2年目からは獲得先を広げている。

上司に左右される?働く現場の実態

──今日は働く環境についてお話をお伺いしたいと思います。まずは皆さんの勤務時間をお伺いできますでしょうか。

Aさん:以前よりだいぶ減っていて、10~12時間くらいでしょうか。当社は10時が始業で22時には家に帰ることができています。以前より帰りやすく、メリハリの付けやすい雰囲気にはなっているのかなと思います。

Bさん:私は裁量労働制で10時が出社時間なのですが、出社前に朝1時間程度仕事をし、タスクを終わらせるようにしています。出社後は進行中のプロジェクトや新しくできたタスクに対応するなどして、退勤は19時くらい。社歴の長い私のような社員が早めに帰らないと若手は帰りづらい。そんなこともあって早めの帰宅を心がけています。ただメンバーが困っていたり、プロジェクトが立て込んでいる時期は終電になることもあります。

Cさん:勤務時間は11~12時間くらいですね。出社が10時で、21時くらいには帰ることができています。働き方改革の文脈で言うと当社は完全退社の時間が設けられ、徹底されていて早く帰ることを推奨する雰囲気になっているのではないかと思います。仕事柄、直帰も多いので、帰りづらい雰囲気はないですね。

──労働環境に満足していますか。

Bさん:私はとても満足しています。裁量労働制のため、仕事が早く終われば夕方に帰ることもありますし、育児の関係でお昼近くに出社することもあります。自由な働き方ができていますね。

Cさん:私も満足しています。やっぱり自分の仕事が終われば早く帰れるし休みも取れるので、ワークライフバランスが取れていると思います。

Aさん:私もです。当社には有給休暇奨励日があり、それによって休みが取りやすくなっているかなと。一方で今は、この年次になって給料も上がりましたが、若い時は大変だったという思いもあります。有給休暇も年2回くらいしか取れていなかったですね。

Bさん::個人的に、帰りやすい・休みやすいって、会社というより部署単位だったり、先輩や上司によるのかなという気がします。

Aさん:その影響は大きいですね。誰の下につくかで変わると思います。

Cさん:それはありますよね。部署やチームで違いますね。

Bさん:マネージャーの力量によるんですよね。生産性が低いのを長時間労働でカバーしてきた人がマネージャーになると、その働き方しか教えられないので気合と根性の"ブラック部署"ができあがります。逆に生産性が高く効率的な人がマネージャーの部署は"ホワイト部署"になります …

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理念に対する共感がカギ 社員の元気をつくるコミュニケーション

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