システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

ロングセラー商品の活性化アイデア

海外企業のロングセラー商品に見るリブランディングのアイデア

海外のロングセラー商品も日本企業同様に各社課題を抱えている。それに対して、どう海外企業は課題解決に取り組んでいるのか。ブランディングアイデアを紹介する。

ボルボ(イギリス)「Life Paint」
コーポレートメッセージを「役立つ」プロダクトに変換

毎年1万9000人もの自転車利用者が事故に巻き込まれている、というイギリスの事態を受け、自動車メーカーのボルボは、自動車のヘッドライトの光を反射する機能を持つスプレー「LifePaint」を開発した。

ボルボが、広告会社の「Grey」と新興企業「Albedo100」とタッグを組み開発したこの商品は、自転車のボディや衣類にスプレーを噴射することで、自動車のヘッドライトからの光を反射し、スプレーを振りかけた部分が光る。ドライバーからの視認性を高めることができ、夜間に多い自動車と自転車との接触事故を減らすことができる。

「2020年までに新しいボルボ車が関わる交通事故による死亡者や重傷者をゼロにする」という安全目標「VISION2020」を掲げているボルボ。乗員のみならず、車外の人も守る、「インテリセーフ」というクルマの安全性を総合的にアプローチしているボルボが、クルマの枠を越え自転車利用者への安全にも目を向けたプロジェクトだ。



メントス(イギリス)「Mentos Mentors」
商品がコミュニケーションツールに、企画から企業メッセージを引き出す

ソフトキャンディブランドの「Mentos(メントス)」は、現代人のコミュニケーションの課題に着目し、「人に話しかけるのは苦手」、というシャイな大人に、イヤホンを着けて街へと繰り出してもらう企画を実施。イヤホンからは、“コミュニケーションのプロ”である子どもたちが、さまざまな司令を飛ばし、隣にいる人や、周りの人に話しかけるきっかけを指示する。

子どもの指示に従い、戸惑いながらも周囲の人とコミュニケーションをとろうとする、大人たちの様子を撮影した動画は、「Mentos Mentors(メントス・メンターズ)」として公開された。昔話やダンスの誘いをするように …

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事をシェア

この記事が含まれる特集

ロングセラー商品の活性化アイデア

ロングセラー商品の場合、「知っているけれど、最近距離が遠くなった」商品を手に取るきっかけは、つくりづらい。 発売から10年、20年と経過する中で、新しい接点づくりのアイデアが必要とされています。 ロングセラー商品のマーケティング担当者の課題と取り組みを中心に「認知」のその先、店頭で手に取ってもらうという行動を促すアイデアを紹介します。

記事一覧

MEET US ON