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多様化する時代 広告表現のリスクと対応

炎上のトレンドは「論争型」へ 事例データベースから見えた最新の対策とは

広報・PRの支援やコンサルティングを手掛ける総合PR会社のプラップジャパンは、アディッシュと共同で「ネット炎上リスク診断」サービスの提供を開始しました。ソーシャル炎上に詳しいプラップジャパンの渡辺幸光氏と小林舞氏が、独自ツールで分析した結果や広告表現における注意すべき点について解説します。

事例データ分析から見えたソーシャル炎上の最近の傾向

「ソーシャル炎上」と一口にいっても、その内容はバイトテロ、企業の不正や製品事故といった不祥事、タレントの失言など幅広く存在します。その中で炎上自体にはいくつかの体系、さらにトレンドが存在します。具体的には炎上する話題は、「納得型」と「論争型」の2つに分類することができます[図表1]。先に挙げた炎上要素は、"誰が見ても炎上するのは当然"だと認識される「納得型」です。

図表1 炎上の分類

一方、「論争型」とは、人によって見解が異なるテーマについて、広告や記事などのコンテンツが"どのように表現しているか"を問題視するパターンのものです。そして、この「論争型」のトピックが今の炎上トレンドとなっているのです。

ソーシャルリスニングをはじめとする炎上対策メニューを提供するアディッシュと総合PR会社のプラップジャパンが共同開発した炎上事例データベースでは、炎上の規模を数値化して見ることができます。この2年における企業に関係した炎上トピックスを分析した結果から、企業の法令違反というような「納得型」のどのトピックスよりも、「ジェンダー」が突出、「セクシャリティ」も目立っていることがわかります[図表2]。これら「論争型」の話題がトレンドとなっているのです …

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多様化する時代 広告表現のリスクと対応

ステレオタイプではない多様な生き方、考え方を尊重することが、組織や社会の活性を促し、それはイノベーションの起点ともなりうる......。企業、あるいは社会全体でいま、ダイバーシティを尊重する気運が高まっています。

しかし広告表現においては、多様な社会の価値観に向き合う視座が求められたのは最近のこと。広告がクレームや炎上の対象になる事案も目立ちます。いま広告の発信者、つくり手には、多様性に対してどのように想像力を働かせることが求められ、また発信に際して覚悟が求められているのでしょうか。

本特集では広告界の最前線で消費者と向き合うクリエイターの方々の視座を中心に、考察していきます。

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