マーケターの方々は日々マーケティングスキルをアップさせるために、トレーニングをしていることと思います。しかし、他のマーケターがどのようにスキルアップを図っているか知る機会は少ないのではないでしょうか。そこで今回、34社の広告・マーケティング産業に関わられる皆さまに、マーケティングの筋力を鍛えるトレーニング方法について聞きました。ご協力いただき、ありがとうございました!
QUESTION
Q1
あなたが、マーケティングの仕事をする上で最も重要と思う「スキル・素養」は何ですか?
Q2
あなたはQ1でご回答の「スキル・素養」を鍛えるために、日々どのような“トレーニング”(≒意識していること、習慣にしていること、学んでいることなど)をしていますか?

サンコー
広報部 執行役員・広報部長
﨏 晋介氏
2002年、新卒で自動車販売会社に就職。輸入家電メーカー、韓国雑貨商社などを経て、2015年に営業職でサンコーに入社。営業活動の一環で広報業務に携わるうち、軸足は次第に広報職へ。2017年に広報部を立ち上げ、現職に就任。「ekky(エッキー)」の愛称で自らメディアに出演し、会社と商品のPRに取り組んでいる。累計テレビ露出数1500回以上。
A1
「今、何が起きているのか」を発見する力、「なぜ起きているのか」を人の考えまで落とし込んで想像する力、「人の考えを解像度高く想像する」相手目線の力、マーケットを生み出すきっかけとしてメディアへの「伝える力」。
A2
仕事中、Xのトレンドを常に見える位置に置き、何が起きているのかを把握する。「当り前」「当り前じゃない」の感覚の変化を意識する。新しい言葉が生まれ、浸透する流れを意識。自分事として深く想像する、そのために実際にやってみる。さまざまな人と実際に会話し生の意見を聴く、肌で感じる。視聴者が喜ぶことを目的に伝える。情報を拒否感なく受け取ってもらえるように、メディアとの「関係性を構築」する。

CCCMKホールディングス
戦略推進部 プランニングディレクター
吉井敏浩氏
1998年からワイデン+ケネディやTBWA\HAKUHODOなど、外資系広告代理店で様々な外資系企業のブランドコミュニケーションを担当。2017年よりCCCMKホールディングスに在籍。生活者の購買行動データやライフスタイル動向の分析を通じて、マーケティングやコミュニケーションのプランニング、及び自社事業のサービス企画立案に従事。
A1
文化人類学的な視点とでも言うのでしょうか。100年に1度の大変革や宇宙やAI等が話題ですが、「人間の心」に対する理解と情愛がいつだっていちばんの、地平線の彼方にある希望だと思っています。
A2
物珍しげに見られることに耐える精神力を日々鍛えています。…