映画やテレビドラマなどに商品を登場させるプロダクトプレイスメント。古くから用いられてきた手法だが、その制作環境や技術はどのように変化しているのか。活用が進む海外での動向と、日本における現状について、博報堂 メディア環境研究所の森永真弓氏に聞いた。
韓国ドラマで盛り上がりを見せるプロダクトプレイスメント
日本国内では、映画やテレビ、ゲームなど、視聴者が関心を持つコンテンツの中に、商品やロゴなどを配置し、シーンの一部として溶け込ませるような広告手法を「プロダクトプレイスメント」と呼ぶことが多い。だが海外では「ブランデッドエンタテインメント」と呼ばれている。
ブランデッドエンタテインメントの中に、①企業が自社コンテンツを制作する手法(例;企業がブランディング目的でショートフィルムを制作し自社サイトで特別コンテンツとして公開)や、②エンタメ作品の中に自社の商品を露出させる手法があり、後者がいわゆる日本で言うプロダクトプレイスメントに当たる領域と捉えると分かりやすい。
このプロダクトプレイスメント領域が、いまもっとも盛んなのが「韓国のエンタテインメント」だと、メディア環境研究所の森永真弓氏は指摘する。例えば、韓流ドラマを見ていると、登場...

