専門性の高い分野においては、コンテンツマーケティングによるプル型のコミュニケーションが機能しやすく、Webサイトに力を入れる企業は多い。そうしたなか、三菱電機のFA(ファクトリーオートメーション)サイトは、BtoBサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査」のランキング(トライベック・ブランド戦略研究所調べ)で3年連続1位を獲得するなど、業界をリードする存在となっている。
Webサイトの強化でブランドの信頼性を高める
三菱電機は2021年、ファクトリーオートメーション(FA)分野の情報発信強化に向け「デジタルマーケティングセンター」を設立。サイトのリニューアルやSNS戦略の強化により、顧客との接点拡大と関係性の深化を推進してきた。2022年には「Automating the World」を事業スローガンとして掲げ、ブランディングにも注力。グローバルで統一したブランド体験の確立を目指している。
同社デジタルマーケティングセンターの河野志紀氏は、「高い専門知識を持つお客さまからも...