AIの力で高度化するプランニング バイイングの再現度をどこまで担保できるか?

公開日:2026年2月10日

  • 飯塚隆博氏(博報堂)、佐藤大希氏(The Trade Desk Japan)、谷口 優(宣伝会議)

テレビをはじめとするマスメディア、さらにデジタルからオフラインの店頭での行動までがデータでつながるようになった時代。メディア投資戦略にイノベーションを起こすような新たな取り組みが始まっています。本連載では企業側、メディア側、広告会社側それぞれの領域で新たな取り組みを始める方たちに取材。今月は月刊『宣伝会議』編集長の谷口優が聞き手となり、博報堂の飯塚隆博氏とThe Trade Desk(以下、TTD)の佐藤大希氏に、マーケティングの現場で起きている課題をテクノロジーがどう解決できるのか。その方向性について議論を行います。

編集協力:博報堂

緻密な戦略通りにいかない?広告出稿の“実装の壁”

谷口:価値観が多様化する時代に対応して、マーケターはより精緻なターゲティングを企画するようになっています。しかし、ターゲティングを精緻化しても、実際に広告を配信する「エグゼキューション(実行)」の段階になると、思い描いた戦略通りに再現しきれないというジレンマが生まれています。マス広告と比較すれば、デジタル広告はターゲティングの精度は高いはず。それなのに、なぜ、思い通りに実行するのが難しいという声が上がってくるのでしょうか。

飯塚:まさに、これは現在のマーケティングにおける大きな課題です。戦略上では、「誰に・いつ・どこで・何を伝える...

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