短期的な成果と中長期的なブランド価値の両立を図りながら、社内外との連携を通じてブランド戦略を磨き上げていく̶。ブランドマネージャーに必要な現場で実践するマーケティングの勘所、そして社内を巻き込む推進力の源泉とは何か。ブランドに対する生活者の期待や市場環境の変化をどう捉え、どのようにブランドを進化させていこうとしているのか、森永製菓マーケティング本部菓子マーケティング部ハイチュウ担当の堤崇将氏に話を聞いた。

2月21日~24日の間、「ハイチュウ」の発売50周年を記念したイベント「ありがとう50CHEW年ハイチュウミュージアム」を、下北沢ADRIFTにて開催。会場内には、オブジェや「ハイチュウ」をモチーフとしたアート作品の展示(左)や「ハイチュウ」の未来に焦点を当てた、50年後の「ハイチュウ」を予想してパネルに貼る「50年後のハイチュウ予想大会」(右)も実施した。
50周年迎えた「ハイチュウ」グローバルの取り組みも進む
̶ご自身の現在の業務の担務領域を教えてください。
担当する「ハイチュウ」について、マーケティング戦略の企画実行、広告関連...