時代に合わせて役割を見直す「マーケティング」と「広報」の定義

公開日:2026年3月04日

  • 恩藏直人氏(早稲田大学)、柴山慎一氏(教育テック大学院大学)

日本マーケティング協会は、2024年に34年ぶりに「マーケティングの定義」を刷新。日本広報学会は2023年に、学会設立以降初めて「広報の定義」を発表しました。マーケティングや広報の仕事をしている人にとって拠りどころとなる「言葉の定義」。プロジェクトをリードした2人が語り合いました。

社会が変化する中で言葉を見つめ直す重要性

―どのような経緯で、マーケティング、広報、それぞれの定義を見直すに至ったのでしょうか。

恩藏:きっかけは、2023年に私が日本マーケティング協会の理事長に就任したことです。協会の公式サイトに掲載されていたマーケティングの定義が、1990年に策定されたものと知り愕然としました。当時は優れた定義だったと思いますが、30年以上経ち環境は大きく変わっています。また、経営者と対話する中で、「マーケティング」という言葉が販売や営業に直結した文脈で語られがちであることに懸念を抱き、定義を見直す必要があると考えました。

柴山:広報を取り巻く環境も大きく...

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