マーケティングDXプロデューサー15人の構想(3)

公開日:2025年12月26日

no.
09

南海電気鉄道

デジタル変革室
DX戦略部
部長
中川 和幸

現部門所属歴:1年
新卒入社で情報システム部配属となり、ダウンサイジングや本社移転などのプロジェクト責任者を歴任。2019年から新規事業担当として、社員の事業創出を支援する「出向起業制度」創設やeスポーツ事業立ち上げを推進。

どの部門の傘下・管轄下にありますか?

  • 情報システム・IT

期待されている役割について

DX戦略および中長期計画の立案、策定および推進を担うとともに、DX人財の育成・確保に取り組んでいる。また、新たな移動需要創出の仕組みとして「新デジタルきっぷ」サービスの開発・普及にも取り組んでいる。

企業のDX推進に際して、「私が考える要諦はこれ!」というお考えや哲学、志について

コロナ禍以降の環境変化を好機と捉え、データやAIをフル活用して顧客行動を分析し、ブランド価値の向上等を通じて沿線の移動・商業・観光体験などを最適化しています。顧客価値を起点に企業変革を進める挑戦こそがDXであるとの認識に立ち、①顧客起点、②小さな成功の積み重ね、③人財育成・社内風土変革、④データ活用基盤整備、⑤共創エコシステム形成、という5つを軸にすえ、DXを“企業変革”として推進しています。

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この記事が含まれる特集

マーケティング×テクノロジー発想で変革を推進する注目の15人

AIをはじめ、テクノロジーの活用でマーケティングが高度化する一方で、“顧客起点で価値を創る力”が企業DXの成否を左右するという視点から、マーケティングとテクノロジーをつなぎながら企業の変革を牽引するリーダーが求められています。本特集では、顧客の解像度を高めるデータ分析、CXを起点にした事業開発、生成AI時代のブランド構築、リアル×デジタル統合など、各社で挑戦する最新アプローチを実践するトップランナーの皆さんの戦略と構想に迫ります。単なるデジタル導入ではなく、組織文化・人材・顧客理解を統合した“真の企業DX”の姿とは。マーケターが今、変革を推進するために必要な思考法・プロセス・チームづくりのヒントをお届けします。

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