「本気で殴りたい政治家ができました。」(第1回/読売中高生新聞の課題)から「AIは、私の志望校を笑わない。」(第9回/ベネッセコーポレーションの課題)まで。中高生部門が設立されてから10年間、中高生の“むき出しの言葉”と向き合ってきた、審査員長の阿部広太郎さん。時代とともに進化する言葉の価値、そして今年の審査に対する想いを聞きました。
電通
クリエイティブディレクター
阿部広太郎 氏
電通CXCC所属。広告クリエイティブの力を拡張しながら領域を超えて巻き込み、つながり、助け合う対話型クリエイティブを実践する。著書に『コピーライターじゃなくても知っておきたい心をつかむ超言葉術』(ダイヤモンド社)、『それ、勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』(ディスカヴァー·トゥエンティワン)、『あの日、選ばれなかった君へ新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)。
「照れ」を乗り越えた感情が人の心を動かす
―昨年度の「宣伝会議賞」の審査の感想をお聞かせください。
印象的だったのは、一般部門で37年ぶりに音声広告がグランプリを受賞し、私が審査員を務める中高生部門ではAIをテーマにした作品がグランプリになったことです。長い歴史をもつ音声広告と、新しいテクノロジーを題材にしたコピーが同年の受賞作に並んだの...
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