ロサンゼルス発祥のドーナツブランド「Randy's Donuts(ランディーズドーナツ)」が2025年5月に日本初上陸を果たした。巨大なドーナツオブジェが印象的な同ブランドを日本に持ち込んだのは、グリット・インターナショナル代表取締役の芳賀剛氏。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)で二十数年にわたり、リテール事業に携わってきた芳賀氏が、なぜこのブランドに魅力を感じ、どのような顧客理解のもとで事業を展開しているのか。その戦略と狙いを聞いた。
編集協力:ヴァリューズ
グリット・インターナショナル
代表取締役
芳賀 剛氏
LAのスタイルをそのままにエンタメ性重視のブランド体験
――ランディーズドーナツのどのような点に魅力を感じて、日本市場でのローンチを企画されたのでしょうか。
芳賀:きっかけは、2024年3月の「フランチャイズ・ショー(主催:日本経済新聞社)」でした。展示会でオレンジ色のテイクアウトボックスを見た瞬間、直感的に「すごくかっこいい」と思ったんです。
私は若い頃、ダンスや音楽をやっていて、ロサンゼルスのヒップホップシーンやストリートファッションにすごく影響を受けていました。このビタミンカラーが、30年以上前のエネルギーや...

