生活者とブランドをつなぐ重要なコンテンツフォーマットとして動画が欠かせない存在になっているが、その動画が流せる場はテレビCMはもちろん、Web動画やDOOH、リテールメディアなど領域が急速に広がっている。そんな環境において、サントリーホールディングスは認知から購買直前までを横断する「統合型動画マーケティング」をどう設計しているのか。効率や量だけではない、“心を揺さぶる”ブランド体験を追求する同社の戦略について、コミュニケーションデザイン本部 宣伝部 課長の野口光太氏に話を聞いた。
心を揺さぶる体験を届けるためブランドスータビリティを重視
ー多様化するメディア環境において、動画というコンテンツフォーマットならではの価値をどう定義していますか。
私たちが広告・コミュニケーションで実現したいのは、生活者の心を動かし、その先の生活や文化をつくることです。その点で、映像や音声、音楽など多様な表現要素を組み合わせ、「ストーリー」として届けられる動画は、生活者の心を動かすという目的を鑑みたうえで、大切な手段だと考えています。

